SEEDS:VOICE 寄附者の声 返せない気持ちを基金に託して 森島弘道氏 1985年 教育学部中学校教員養成課程卒 学校法人森島学園理事長/千葉聖心幼稚園園長

森島弘道氏は、ご尊父が設立した学校法人、またご自身が設立された社会福祉法人のトップを務めながら、千葉大学出身の経営者の集まりである経済人倶楽部「絆」の副会長、その他数々の役職を務めている。さらに千葉大学ジェネラルサポーターなど、さまざまな形で千葉大学を応援してくださっている。ご多忙の中、時間をつくっていただき、お話を伺った。

この学校法人森島学園は、母のカトリックの精神をベースに幼児教育を実践したいという思いを受け、父(公認会計士)が経営面を支え、昭和46年に始めた事業です。初めは、船橋市でスタートしました(聖心幼稚園~昭和57年)。その後、昭和52年に千葉聖心幼稚園を設置しました。私も、実は、この聖心幼稚園の第一回卒園生なんです(笑)。

千葉聖心幼稚園は、子どもたちにカトリックの精神を伝えていこうということで、神様も含め両親など「まわりの人への感謝」ということ、そしてお互いの思いと立場をよく理解して「ともに生かす」という2つの指針をもとに、園を運営しています。

私自身、昔から、子どもが大好きでした。学生時代から、この園のお手伝いをしていました。時間になると子どもたちがやって来て、時間になると帰ってしまう。昔は淋しいなと思っていましたが、自分の子どもができて四六時中いっしょにいるとなると、やはり大変なところも出てきますね(笑)。中学生、小学生、幼稚園児と三人の子がいます。
でも、子どもが好きな気持ちは変わりませんね。とにかく、その子の背景まで含めて、全体を見ていくのが私たちの仕事だと思っています。副園長を務めたあと園長になって、もう10年ほど経ちますが、この仕事が楽しいということに変わりないですね。

千葉大では教育学部で学びました。専攻が中学校課程の「技術教育」です。いわゆる中学校の「技術の先生」の勉強です。たとえば木工だったり、金属、電気、機械、農業などいろいろ幅広く学びます。どちらかというと理系のタイプだったのと、母がちょうど大学受験前に乳がんと診断されて、あまり千葉を離れないほうが良いだろうということで、そういうこともあって、進路として「千葉大」と中学校教員課程の「技術教育」を選んだわけです。

実は、最近も学生をやっていて(笑)。恩師に誘われて平成16年から21年まで足掛け5年、大学院に社会人入学して修士課程で教育学を学んだんですよ。仕事をしながらで大変なときもありましたが、いい経験でした。

SEEDS基金には、個人としても団体としても寄附させていただいたきました。千葉大には、私自身が学んだというだけでなく、以前、母が乳がんを患ったときや、最近父が病気のとき、その他でも、本当にお世話になっているんですね。そのお世話になった恩をいくらかでも返したいという思いがありますね。個人としては使い途を限定しません。少しでもお役に立てればいいですね。一般社団法人 全千葉県私立幼稚園連合会でも寄附をさせていただきました。団体としては、千葉大で学ぶ、東日本大震災の被災地の学生を対象に、生かしていただきたいと思っています。

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